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この記事で理解できること
- 日本の防衛費の推移
- 世界の軍事費の推移
日本の防衛費の推移
世界の軍事費の推移の話題に入る前に、日本の防衛費を確認します。
近年では日本の防衛費は平成24年度(2012)の約4.6兆円が一番低く、以降は年々と増加しています。
令和2年度(2020)の当初予算では約5兆円まで増加しています。
この記事では日本の防衛費は軍事費として記載させていただきます。

世界の軍事費の推移
今回の記事は下記の動画を基にまとめています。
世界の軍事費の推移(積み上げ面グラフ)
下記の画像は世界の軍事費の推移を積み上げ面グラフで表したものです。
データソースはストックホルム国際平和研究所(Stockholm International Peace Research Institute)です。
これによれば世界の軍事費は2001年ごろから大幅に増加しています。
2001年:約7526億ドル⇒2019年:約1兆8680億ドル
対2001年比における2019年の割合は約286%まで増加しています。

比較指標として各国の軍事費を米ドル換算(名目ドル)にしています。そのため、当時の為替レートの影響を受けます。尚、中国・サウジアラビアの軍事費は推定値です。
下記の画像は世界の軍事費の推移を積み上げずに面グラフで表したものです。
順位は2019年時点で軍事費が多い順です。
同年において、アメリカ:約7317億ドル・中国:約2610億ドル・日本:476億ドルです。
アメリカ・中国の軍事費の増加が目立ちますが、その他の新興国なども大きく伸びていることがわかります。

世界の軍事費の推移(折れ線グラフ)
下記の画像は世界の軍事費の推移を折れ線グラフで表したものです。
アメリカと中国の軍事費が突出しています。

下記の画像はアメリカを除き、軍事費が2位~10位の国で表した折れ線グラフです。
やはり中国の伸びが目立ちます。
このグラフでは2005年に中国は日本の軍事費を逆転しています。

下記の画像は中国、日本、韓国のみで表した折れ線グラフです。
さきに補足しましたが米ドル換算(名目ドル)のため日本の軍事費は下がっているようにみえますが、円ベースでは増加しています。

詳細の数字は下記をご覧ください。

世界の軍事費の推移(100%積み上げ面グラフ)
下記の画像は100%積み上げ面グラフで表したものです。
1990年代までは欧州の国や日本が占める割合が大きいですが、2000年代に突入して中国や新興国の占める割合が増加しています。

世界の軍事費の推移(円グラフ)
下記の画像は軍事費の推移を円グラフで表したものです。
世界に占める中国の軍事費の割合が増加していることがわかります。
中国の占める割合は1993年:約1.8%→2007年:約5.1%→2019年約14%と増加しています。

軍事費の対GDP比に占める割合
下記の画像は軍事費の対GDP比に占める割合です。
アメリカ:約3.4%、中国:約1.9%、日本は約0.9%です。
日本の軍事費の対GDP比に占める割合の低さが目立ちます。
フランス、ドイツ、イギリスも比較的低いですが、新興国の対GDP比に占める割合の高さが目立ちます。

関連する記事の紹介
今回の記事では中国の軍事費の伸びについて理解できたと思います。
この記事に関連する内容で過去に『中国によるスクランブル急増の真実』や、『中国への批判報道が規制される理由』を書いています。
お時間があればこちらもあわせて是非お読みください。
また関連する動画として世界の実質GDP推移(1970-2019)の動画を紹介します。
2019年時点でGDP上位8カ国を比較した動画になります。
このGDPの推移でも中国はうなぎ登りで増加しています。
さいごに
さいごに、今回の記事に関連する動画へのコメントを紹介して、締めたいと思います。

日本の防衛費は少な過ぎる。 海を護るは日本国を護る事。 災害の多い国土を護るのは、日本国に住む全ての命を護る事。

中国は常に虚偽情報だから推定するしかないですね公表の何倍だろうと。

日本の軍事費GDP率の情けなさ このご時世に国民守る気あるのか心配になってきた。財務省の地下金庫の吐き出して攻撃型軍艦つくるべし。

あらゆることに時があります。 生まれるに時があり 結婚するに時があり 死ぬるに時があります。 軍事費を増強するにも時があります。 日本はすべてのことを差し置いて 軍事費を増強しなければいけません。 必要なだけお金を軍事費に使うことです。 そうすればすべてが良くなるでしょう。 全てと言っても本当のすべてではありません。 皆さんが考えているすべてです。 日本は軍事費を最大限増強すること 今すぐにしなければいけません。 その時です。

日本は今 経済的にも軍事的にも かなりヤバイです 今こそ富国強兵を 目指しましょう

チャイナにODA援助したり、チャイナの発展に手を貸す政治家を野放しにしてはいけない。今度の衆議院議員選挙で絶対ジャパンファーストの議員を送りこまねばならない。 全国比例区に #日本第一党 という衆院選の投票先の選択肢が新たに出来ました。日本第一党支持者の方々、自民党嫌い、反自民党 の方々、投票先の選択肢の一つとして考えていただきたいです。

令和3年度防衛費はとりあえず10兆円は、欲しいですね。緊縮財政は日本弱体化推進、日本切り売り売国政策に間違ありません。。! 正義の ⚖️ 財政を!

旧社会党と共産党が高度成長後期ごろから気狂いのように軍事費の削減を 取り上げて、日米安全保障条約の反対闘争で労働組合を巻き込みマスコミ が先導して以後国策の様に防衛費を削減し続けてきた結果である 唯ひたすら、CCPにご奉仕して、官民上げて政財界がCCPの繁栄に貢献して 軍事力を高める為に資金と技術の投入を惜しまず与えてきた結果である‼️

財政破綻してる中国が軍事費をこれだけ上げてると言うことはお金を発行し国内だけで回しているのが伺えます。 ということは、このままだと完全に国は潰れるので軍事力で台湾を足掛かりに潰しに掛かり外貨を取り入れるつもりでしょう。 世界から中国を追い出し断交するだけでもう潰れますね。 中国がお金持ちというのはただの戯言です。
今回の記事は以上になります。
世界の軍事費について理解が深まる記事となれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました
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グラフ兄さん
軍事費の多い少ないは別の話として、軍事費が国内に流れていないように思います。 主に、米国の経済に貢献しているだけで、日本人の購買力アップに全然寄与していないのでは!?