コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。

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この記事で理解できること

今回の記事では雇用に関する統計をまとめました。

この記事で理解できること
  1. 完全失業者率と有効求人倍率の推移
  2. 完全失業者数と外国人労働者数の推移
  3. 正規雇用者数と非正規雇用者数の推移

下記の動画をベースに最新情報を記事に反映させています。

完全失業率と有効求人倍率の推移

下記は完全失業率と有効求人倍率の推移です。

完全失業率2019年:2.4%2020年:2.8%へ増加しました。

有効求人倍率2019年:1.6倍2020年:1.18倍と減少しました。

コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。 各種雇用統計を調べてみた。

いずれも年平均のデータです。

詳細の数値は下記をご覧ください。

コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。 各種雇用統計を調べてみた。

データソース:

①完全失業率:総務省統計局 労働力調査 長期時系列データ 【年平均結果―全国】 就業状態別15歳以上人口

②有効求人倍率(2000~2019年):独立行政法人 労働政策研究機構 統計表 完全失業率 有効求人倍率

③有効求人倍率(2020年):厚生労働省 一般職業紹介状況(令和2年12月分及び令和2年分)について

完全失業者数と外国人労働者数の推移

下記は完全失業者数と外国人労働者数の推移です。

完全失業者数2019年:約162万人2020年:約191万人約29万人増加しました。

完全失業者数は2010年から減少が続きましたが、コロナを機に大幅に増加しました。

外国人労働者数2019年:約165万人2020年:約172万人約7万人増加しました。

外国人労働者数は近年の傾向と変わらず増加を続けました。

コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。 各種雇用統計を調べてみた。

完全失業者数は年平均のデータです。外国人労働者数は各年の10月末時点のデータです。

詳細の数値は下記をご覧ください。

コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。 各種雇用統計を調べてみた。

データソース:

①完全失業者数総務省統計局 労働力調査 長期時系列データ【年平均結果―全国】就業状態別15歳以上人口

②外国人労働者数:厚生労働省 外国人雇用状況の届出状況について(報道発表)

語句の説明については下記をご覧ください。

完全失業者数の定義

仕事が無くて、調査期間中に少しも仕事をしかかった者のうち、

  1. 就業が可能でこれを希望し且つ仕事を探していた者
  2. および仕事があればすぐに就ける状態で過去に行った求職活動の結果を待っている者
外国人労働者の定義

このデータ上の定義で「外国人」とは、日本国籍を有しない者をいい、特別永住者並びに在留資格が「外交」及び「公用」の者を除くものとする。また、「外国人労働者」とは、外国人の労働者をいうものとする。

正規雇用者数と非正規雇用者数の推移

下記は正規雇用者数と非正規雇用者数の推移です。

正規雇用者数2020年:約3508万人2021年:約3556万人約48万人増加しました。

非正規雇用者数2020年:約2153万人2021年:約2052万人約101万人減少しました。

コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。 各種雇用統計を調べてみた。

1993~2020年までは1~3月平均のデータです。2021年は同年2月の原数値です。

下記は同じ統計の積み上げ面グラフです。

コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。 各種雇用統計を調べてみた。

下記は同じ統計の円グラフです。

非正規雇用者数の割合は1993年:約21%2000年:約26%2010年:約34%2021年:約37%と増加傾向です。

コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。 各種雇用統計を調べてみた。

詳細の数値は下記をご覧ください。

コロナ流行後の雇用統計、完全失業者数・外国人労働者数・正規および非正規雇用者数の推移。 各種雇用統計を調べてみた。

データソース

総務省統計局 労働力調査 長期時系列データ 年齢階級(10歳階級)別就業者数及び年齢階級(10歳階級) 雇用形態別雇用者数

総務省統計局 労働力調査 長期時系列データ 【月別結果―全国】役員を除く雇用者【「正規の職員・従業員」,「非正規の職員・従業員」】

さいごに

この記事に関連する動画に寄せられたコメントを紹介して締めたいと思います。

Aさん

一目瞭然ですね、政府及び竹中・アトキンソンの連中が、人件費コストの高い正社員を減らし、コストの低い非正規を増やしたいのが。 これ等の危険なところは、大企業などの供給能力は上がるが、所得の低い非正規が増える事により、需要がまったく伸びなくなるって事。

Bさん

デフレギャップが拡大する一方なんだよ!しかも政府は緊縮策を止めないし。 …低所得者切り捨て。低所得者殺しだよ。本気で怒れ!国民よ!

Cさん

非正規が悪いのではなくマスクも外国産 労働者も外国人では海外に資産を貢ぐ政策としか思えない、派遣企業は手数料で稼ぎ株でぼろ儲け、政府は消費税で浮いた予算をグローバル化につぎ込む持ちつ持たれつの関係

Dさん

日本人失業者は外国人雇用で発生⁉️日本人の雇用も非正規が増加。日本人労働者の雇用環境が年々厳しさを増す一方と言う事実は政府が何としても改善すべき課題・・

Eさん

外国人労働者は、必要ないのでは?日本人の正規雇用を増やせば良いのでは?と思いました。

Fさん

日本国民を蔑ろにし、己の利権の為だけに奔走する ーこれ、全てに繋がってるんですよね。 所得倍増計画で民が裕福になった昭和とは対極に 平成になった途端に竹下登は消費税導入した。

Gさん

グラフを見れば外国人労働者導入しなくても、国内労働力は十分にある。技術立国債権も可能。グローバル経済などという言葉に騙され、不正規な契約派遣社員を導入したこと、中国のみに企業進出を誘発したのも国策の誤りである。その張本人と言われるのが「竹中平蔵」その人である。

今回の記事は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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グラフ兄さん

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